本質を伝えるコミュニケーション。 STORY

私たちは生地をつくるだけではなく、その生地の背景にある技術やストーリーをお伝えし、
着る人にとってより愛着のある装いをお届けしたいと思っています。
この思いから、お客様とのコミュニケーションをなにより大切に考えています。
その一例として、私たちが理想とするスーツに直接触れていただける直営店「CONCEPT TAILOR」を運営。
ものづくりの楽しさを発信する「みせる工場」にも着手。
さらに全国各地の協力テーラーには私たちの信念をお伝えし、深い関係を構築しています。
一人でも多くの方に、スーツづくりの本質を届けられるよう真摯に取り組んでいます。

私たちは生地をつくるだけではなく、
その生地の背景にある
技術やストーリーをお伝えし、
着る人にとってより愛着のある装いを
お届けしたいと思っています。
この思いから、お客様とのコミュニケーションを
なにより大切に考えています。
その一例として、私たちが理想とするスーツに
直接触れていただける直営店
「CONCEPT TAILOR」を運営。
ものづくりの楽しさを発信する
「みせる工場」にも着手。
さらに全国各地の協力テーラーには
私たちの信念をお伝えし、
深い関係を構築しています。
一人でも多くの方に、スーツづくりの本質を
届けられるよう真摯に取り組んでいます。

CONCEPT TAILOR WITH TAILOR FACTORY

CONCEPT TAILOR

思いに触れる直営店

KUNISHIMAが掲げるTraditionalの世界観を体感していただけるアトリエです。
私たちが信じる生地の素晴らしさを手にとって味わっていただき、そこにお客様の思想や生き方を重ね合わせ、
最もふさわしい装いを共に考えていきます。そのためスーツを仕立てる前の
コミュニケーションに最も時間かけ、より良いご提案ができるように心がけています。
この空間がお客様にとって、良いスーツをめぐる知的な刺激に満ちた場所になることを願っています。

KUNISHIMAが掲げるTraditionalの
世界観を体感していただけるアトリエです。
私たちが信じる生地の素晴らしさを手にとって
味わっていただき、そこにお客様の思想や
生き方を重ね合わせ、 最もふさわしい装いを
共に考えていきます。そのためスーツを
仕立てる前のコミュニケーションに最も時間かけ、
より良いご提案ができるように心がけています。
この空間がお客様にとって、
良いスーツをめぐる知的な刺激に満ちた
場所になることを願っています。

CONCEPT TAILOR の店内の様子 CONCEPT TAILOR の店内の様子

staff voice 「良い生地と洋服の
発信拠点」を目指して。

“愛着が持てる洋服を多くの人に
手にしていただきたい”

まずは洋服を着ること、洋服を知ることを楽しんでいただきたいと思っています。
生地や洋服を、誰が何処でどんなこだわりを持って作っているのかを
知る事で、その洋服はもっと愛着がわくものになると考えています。
そして私たちは単なるテーラーでは無く、国島の良い生地を知ってもらいたい。
スタイルをつくる楽しさを共有したいという思いを胸に
日々お客様と向き合っています。

日本を代表する生地の
生産地として知られる尾州。
そこで織られる生地がどんなものなのか? 
それはどうつくられているのか? 
ということを、もっと世の中に知ってもらいたい。
そんな気持ちで国島が立ち上げたのが、
コンセプトテーラーです。
尾州の生地を使い、尾州のファクトリーに
縫製を依頼してつくられる私たちのスーツは、
地場産業を応援したいという地元の
お客様を中心に、幅広く支持されています。
単なるテーラーではなく、
「尾州を伝える場所」という思いを胸に、
日々お客様と向き合っています。

Re-TAiLの外観 Re-TAiLの外観

尾州の魅力を伝える
「Re-TAiL」という場所。

尾州の魅力を発信する試みとして、国島はRe-TAiLに
参画しています。Re-TAiLは「見える尾州」をコンセプトに、
尾州繊維業者の誇りの象徴である尾西繊維協会ビルをお借りして、
各機屋さんの自慢の生地を販売しています。
1933年築の味わい深い建物と、楽しい生地を見て触ることで
「素敵だ」と感動していただける場所、
素材とものづくりを愛する人が集まり繋がる場所を目指しています。

尾州の魅力を発信する試みとして、
国島はRe-TAiLに参画しています。
Re-TAiLは「見える尾州」をコンセプトに、
尾州繊維業者の誇りの象徴である
尾西繊維協会ビルをお借りして、
各機屋さんの自慢の生地を販売しています。
1933年築の味わい深い建物と、
楽しい生地を見て触ることで「素敵だ」と
感動していただける場所、素材とものづくりを
愛する人が集まり繋がる場所を目指しています。

KUNISHIMA
CONCEPT TAILOR
住所:愛知県一宮市栄4-5-11
Re-TAiL(2-G) 
TEL:0586-58-8767

WITH TAILOR

深い関係で広く伝える

スーツは身体へのフィット感がとても大事。お仕立てとは、テーラーがユーザーの骨格に基づき、
その人だけの美しいシルエットを削りだす作業だと考えています。
正確なフィッテングと丁寧な縫製に応えるため、KUNISHIMAの生地はあえて派手さを控え、
美しいシルエットとともにユーザーの個性を際立たせることを大切に考えています。
現在、提携テーラーは約130社。私たちが考える生地のコンセプトや取り組みに共感いただいた大切なパートナーです。
これからも、ただ生地の良さを伝えるだけではなく、生地が生まれるまでのストーリーや
技術の素晴らしさを伝達し、本当に気に入ったものだけを扱っていただきたいと考えています。

スーツは身体へのフィット感がとても大事。
お仕立てとは、テーラーがユーザーの
骨格に基づき、その人だけの美しいシルエットを
削りだす作業だと考えています。
正確なフィッテングと丁寧な縫製に応えるため、
KUNISHIMAの生地はあえて派手さを控え、
美しいシルエットとともにユーザーの個性を
際立たせることを大切に考えています。
現在、提携テーラーは約130社。私たちが考える
生地のコンセプトや取り組みに共感いただいた
大切なパートナーです。これからも、
ただ生地の良さを伝えるだけではなく、
生地が生まれるまでのストーリーや
技術の素晴らしさを伝達し、本当に気に入った
ものだけを扱っていただきたいと考えています。

記事を取り扱う様子 記事を取り扱う様子

staff voice 一緒に物づくりができる
生地メーカー。

ブルーシアーズ ヘッドカッター 久保田博 様の写真

“KUNISHIMA1850は
構築的な仕立てと相性抜群です”

ブルーシアーズ ヘッドカッター 久保田博 様

かつて英国の「ギーブス&ホークス」に籍を置いていたこともある
私のスーツは、オリジナルでつくる構築的な芯地使いが特徴。
それを生かしてくれるのは、やはり英国的な肉厚でハリのある生地です。
その点でKUNISHIMA1850は、私にとっては非常に使いやすい生地といえます。
触れた瞬間にわかる打ち込みのよさや、どこか懐かしいその風合いは、
私がかつて愛した英国生地を彷彿させるのです。
テーラー側の意見を汲み上げ、それを次なる物づくりに
反映してくれる柔軟さも、ほかのメーカーにはない魅力かもしれませんね。

かつて英国の「ギーブス&ホークス」に籍を
置いていたこともある私のスーツは、
オリジナルでつくる構築的な芯地使いが特徴。
それを生かしてくれるのは、
やはり英国的な肉厚でハリのある生地です。
その点でKUNISHIMA1850は、
私にとっては非常に使いやすい生地といえます。
触れた瞬間にわかる打ち込みのよさや、
どこか懐かしいその風合いは、
私がかつて愛した英国生地を彷彿させるのです。
テーラー側の意見を汲み上げ、
それを次なる物づくりに反映してくれる柔軟さも、
ほかのメーカーにはない魅力かもしれませんね。

取扱テーラー一覧

FACTORY

やさしさを技術でつくる

ウールは気温や湿度によって状態が変わる生き物のような素材です。準備工程から管理を徹底しており、
KUNISHIMA独自の設備(双糸スプライサー付ワインダー)で検品し、
目には見えない微細な糸の問題も見逃しません。織り工程では、職人達がウールの状態を見分け、
糸のテンション、織機の挙動を微調整しながら織り上げています。
加え、「品質管理プログラム」を導入し管理。天然素材ならではのわずかなムラさえも見逃しません。
このように受け継がれてきた技術とテクノロジーが融合した工場がKUNISHIMAの工場なのです。

ウールは気温や湿度によって状態が変わる
生き物のような素材です。準備工程から管理を
徹底しており、KUNISHIMA独自の設備
(双糸スプライサー付ワインダー)で検品し、
目には見えない微細な糸の問題も見逃しません。
織り工程では、職人達がウールの状態を見分け、
糸のテンション、織機の挙動を
微調整しながら織り上げています。
加え、「品質管理プログラム」を導入し管理。
天然素材ならではのわずかなムラさえも
見逃しません。このように受け継がれてきた
技術とテクノロジーが融合した工場が
KUNISHIMAの工場なのです。

工場内の様子 工場内の様子
作業の様子 作業の様子
作業の様子 作業の様子

「進歩する工場」として。

圧倒的な高密度こそが、国島のプライド。
横糸の打ち込みを高めたその生地は、ハリ感がよく、
スーツの立体的なシルエットを生かします。
しかし決して古い織機に
固執しているわけではありません。
当社が目指しているのは「進歩する工場」。
高密度生地のリスクとして存在する
糸切れを極力なくし、検反体制を万全にすることで
品質と効率を同時に高めること。
その理想を実現するために、
新しい設備を次々に導入しています。
今や自社で生産設備を所有している
数少ない機屋として、上質な生地にこだわり続けます。

圧倒的な高密度こそが、国島のプライド。
横糸の打ち込みを高めたその生地は、
ハリ感がよく、スーツの立体的なシルエットを
生かします。しかし決して古い織機に
固執しているわけではありません。
当社が目指しているのは「進歩する工場」。
高密度生地のリスクとして存在する糸切れを
極力なくし、検反体制を万全にすることで
品質と効率を同時に高めること。
その理想を実現するために、
新しい設備を次々に導入しています。
今や自社で生産設備を所有している数少ない
機屋として、上質な生地にこだわり続けます。

staff voice 国島一筋、30年の職人です。

本社工場 取締役工場長 山田治広の写真

“ほかには負けない、
しっかりした生地です”

本社工場 取締役工場長 山田治広

自分で言うのもなんですが、国島の生地はいい生地だと思います。
規格が混んでおり、打ち込み本数も多いので、生地自体がとてもしっかりしている。
その分時間がかかるし、織りにくいのですが……。
この仕事の難しさは、天然繊維のウールを相手にしていることです。
同じ織物をつくろうとしても、原料のクオリティは毎年違うから、
決して数値どおりにはいかないんです。
だから面白いし、やっていて飽きない。一生勉強ですね。

自分で言うのもなんですが、
国島の生地はいい生地だと思います。
規格が混んでおり、打ち込み本数も多いので、
生地自体がとてもしっかりしている。
その分時間がかかるし、織りにくいのですが……。
この仕事の難しさは、天然繊維のウールを
相手にしていることです。
同じ織物をつくろうとしても、
原料のクオリティは毎年違うから、決して
数値どおりにはいかないんです。だから面白いし、
やっていて飽きない。一生勉強ですね。